公認会計士 年収

さて気になる公認会計士の収入ですが、厚生労働省の調査に寄ると2009年の平均年収は約791万円ということで、調査対象者の平均年齢が32.6歳ですから、やはり一般の会社員よりもいいようです。


但し、務めている会社の規模によってその年収には随分差が出るようで、例えば、会社の従業員が1000人以上の場合は平均年収が約812万円となりますが、100人～999人の会社では約569万円にガクンと落ちてしまいます。


逆に10人～99人の会社では約710万円となりやや多いのですが、平均年齢が47.9歳と高くベテランであることが原因となっているようです。ちなみに従業員数1000人以上の会社での平均年齢は29.6歳という若さです。


ちょっと気になるのが男女による差で、男性の平均約822万円に対して女性が約659万円となっていることで、平均年齢はむしろ女性の方が高いので、勤務体系に違いがあるのかもしれません。


ちなみにこの厚生労働省の調査は公認会計士と税理士の合計になっているので、それも影響しているかもしれません。


さて、資格別でのランキングで見てみると、トップはやはり医師で平均約1159万円となっています。続いて弁護士が約801万円、公認会計士（税理士含む）はこれに次いで約791万円です。歯科医はその次で約737万円となっています。不動産鑑定士も約716万円で、ここまでが年収700万円以上となっています。